日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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クッキー

2020年1月8日(水) 日本経済新聞 朝刊

ネット閲覧情報、広告にも利用
 いつ、どのサイトを見たかといった履歴や、パスワードなどのログイン情報をためたデータを指す。「Cookie」が正式名称。パソコンやスマホで使うブラウザー(閲覧ソフト)ごとに保存されるため、その端末でネットを見た人の好みや関心を推測して広告を配信することなどに使われる。
 一般に広告会社は「サードパーティー・クッキー」と呼ばれる追跡用の共有クッキーを発行し、ユーザーのネット上の行動を捕捉する。広告主企業も広告の精度を高めるために、これを使うケースが多い。クッキーそのものは氏名や住所を含まないが、使う側の企業が他の名簿データなどと組み合わせれば、その人の個人情報を割り出すことも可能とされる。
 クッキーから、病歴や趣味など知られたくない情報までたどられてしまうリスクが問題になっていた。このため欧州連合(EU)の一般データ保護規則(GDPR)を皮切りに、世界では「クッキー規制」導入の動きが相次ぐ。個人のプライバシー保護につながる一方、企業にとっては対応のための負担が増す可能性が高い。