日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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自衛隊の海外派遣

2019年12月28日(土) 日本経済新聞 朝刊

湾岸戦争が契機に
 1991年、湾岸戦争後のペルシャ湾に初めて自衛隊が派遣された。同年の湾岸戦争で日本が、巨額の財政支援をしたものの人的な貢献をしなかったとして国際社会で批判を受けたことがきっかけだ。自衛隊法で規定する「機雷等の除去」を根拠にした。
 92年に国連平和維持活動(PKO)への参加を可能とするPKO協力法が成立すると、カンボジアで停戦監視などにあたった。その後は派遣に必要な事態が発生する度に期限や活動地域を限定した特別措置法を設けて派遣した。2001年の米同時テロで米国から支援の要請を受けるとテロ対策特措法などによってインド洋で多国籍軍への給油などをした。03年のイラク戦争後にはイラク特措法を根拠にイラクで米軍への給油などの任務に当たった。
 15年に安全保障関連法が成立すると特措法を制定しなくとも「国際社会の平和と安全」のために活動する他国軍への後方支援が随時可能になった。