日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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ETF

2019年12月23日(月) 日本経済新聞 朝刊

株価指数連動の運用多く
 Exchange Traded Fundの頭文字をとったもので、取引所に上場している投資信託を指す。日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)など株価指数に連動するよう運用するものが多い。債券や商品を組み入れるタイプもある。通常は上場していない投信に比べて運用コストが低い。調査会社ETFGIによると世界のETF本数は約7900本にのぼる。
 投資家は株式と同様の感覚でETFを売買できるが、その背後の仕組みは独特だ。例えば株価指数連動のETFの場合、運用会社は証券会社から現物株の拠出を受けてETFを発行。証券会社はそれを市場に売却する。逆に証券会社がETFを買って運用会社に持ち込めば、それに応じた現物株と交換できる。ETFの取引価格は市場での需給で決まる。特定のETFの買いが膨らみ連動する指数よりも高くなれば、現物株を買ってETFに交換し市場で売る取引が増える。その結果、ETFの発行口数が増加する。
 世界初のETFは1990年にカナダのトロント証券取引所に上場したとされる。日本では95年に日経300株価指数に連動するETFが登場した。今年11月末のETF残高は42兆円だが、残高の7~8割を日銀が保有する。