日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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サウジの石油生産

2019年9月16日(月) 日本経済新聞 朝刊

世界全体の12.7%
 サウジアラビアは世界最大級の産油国だ。英BPによると、2018年の世界の石油生産量は日量約8300万バレルで、サウジはこのうち12.7%を産出した。世界の42.1%を占める石油輸出国機構(OPEC)を主導する。OPECは原油相場を下支えするためロシアなど主要な非加盟の産油国との協調減産を進めているが、シェールオイル開発を進める米国が減産の枠外のため、価格はサウジなどの思惑通りには上がらない。
 サウジはOPECに加盟する主要産油国イランと断交し、同国の核開発疑惑を非難する。サウジの同盟国、米国はイランに同国産原油の禁輸措置を軸とする制裁を科す。相場に上昇圧力がかかるため、サウジは制裁を支持する。
 日本にとってサウジは最大の原油輸入先だ。18年度は輸入量全体の4割弱を調達した。5月からは米国の制裁でイラン産の輸入を停止したため、代替調達先としてサウジへの依存は深まる。14日に発表されたサウジ石油施設への攻撃について、元売り大手のコスモエネルギーホールディングスやJXTGエネルギーは情報収集を急いでいる。