日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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新卒一括採用

2018年10月10日(水) 日本経済新聞 朝刊

日本独特の慣行、欧米は通年
 企業が特定の時期に卒業予定の学生を集中して選考し、在学中に内定を出す雇用慣行。卒業後に一斉に入社して仕事をはじめる。終身雇用や年功賃金と一体となった日本型雇用システムの一つで、戦後の経済成長を支えた。欧米では通年採用が一般的で、世界的に見れば独特な慣行といえる。
 大正時代に始まったとされる。戦後の復興期に人手不足に対応するため、1953年には政府や大学、産業界が採用開始時期を申し合わせた。ルール破りが横行したため96年に倫理憲章ができたが、その後も見直しが相次いできた。当初は内定日のみが規定されていたが、就活の早期化を止めるために説明会や面接の日程も規定するようになった。
 現在は経団連が企業が自主的に守るルールとして定める「就活ルール」に則り採用活動の時期が決まっている。20年春入社まで適用の現行ルールでは説明会を3月、面接を6月に解禁し内定は10月としている。