日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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業務停止命令

2018年10月6日(土) 日本経済新聞 朝刊

悪質な法令違反、地銀で初
 金融庁が銀行や証券会社などに対して出す行政処分の一つ。悪質な法令違反などがあった場合に、一定期間、業務の一部または全ての停止を命じる。2002年度以降、銀行に対する業務停止命令は計25件で、地方銀行に対してはスルガ銀行が初めて。
 行政処分は利用者の被害状況や金融機関の悪質性、組織的関与や隠蔽の有無などを検証して判断する。業務停止命令は内部管理体制の是正や再発防止策などを求める業務改善命令とセットで出される。さらに重い処分としては免許・登録の取り消しがある。
 国内資本の銀行への業務停止命令は13年12月にみずほ銀行に出て以来のことだ。同行は融資の一部に反社会的勢力との取引が判明した系列信販会社との提携ローンを対象に、1カ月間の業務停止命令を受けた。06年には三井住友銀行が法人向けの「金利スワップ」と呼ばれる金融派生商品の販売を対象に6カ月間の業務停止命令を、07年に三菱東京UFJ銀行(現三菱UFJ銀行)が中小などの新規法人向け融資について1週間の業務停止命令を受けている。