日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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MaaS

2018年10月5日(金) 日本経済新聞 朝刊

米欧中、30年に170兆円市場
 移動手段のサービス化を表す「モビリティー・アズ・ア・サービス」の頭文字から「MaaS(マース)」と呼ばれる。自動車などのモビリティー(移動手段)をサービスとして提供する。消費者にとっては、車の価値が「所有」から「利用」に変化するとされ、付随サービスも含め市場の拡大が見込まれている。
 カーシェアリングやライドシェアがMaaSの代表例だが、公共交通機関とカーシェア、タクシーなどを一括で予約し決済もできるサービスなど、新たな分野も相次ぎ生まれている。PwCコンサルティングの推計では、MaaSの市場規模は2030年までに米国、欧州、中国の3地域で1兆5000億ドル(約170兆円)に達し、年成長率は24%になる。
 一方でシェアリングなどの動きが進めば、自動車メーカーは新車販売に依存したビジネスモデルを変える必要が出てくる。将来を見据え自動車各社では布石を打つ動きが加速。独ダイムラーとBMWがライドシェアなどの移動サービス事業を統合させるなど、サービス分野の強化を狙った合従連衡が起きている。