日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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内閣改造

2018年10月3日(水) 日本経済新聞 朝刊

求心力と政権浮揚狙う
 首相が閣僚を入れ替えること。憲法68条が定める首相の閣僚任免権に基づく。衆院解散・総選挙や内閣総辞職を受け、国会が首相指名して新たな内閣を作る場合は「組閣」と称し、内閣改造と区別する。改造は閣僚の辞表を取りまとめるが総辞職はせず、内閣は継続する。
 内閣の呼び方は首相の名前の前に来るのが組閣の回数、名前の後が改造の回数を指す。2017年10月の衆院選を受けて組閣した「第4次安倍内閣」の改造は今回が初めて。皇居での認証式後は「第4次安倍改造内閣」と呼ぶ。次の衆院選前に再び改造すれば「第4次安倍第2次改造内閣」となる。
 内閣改造は首相の権力の源泉の一つ。当選回数を重ねながら閣僚経験がない「待機組」を入閣させて党内での求心力を高める。新しい人材の起用で新鮮な印象を与えて内閣支持率の上昇につなげる狙いもある。半面、新たに入閣した政治家の失言や政治資金問題が発覚して辞任に追い込まれるリスクもある。