日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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AI

2018年9月30日(日) 日本経済新聞 朝刊

技術革新で「第3次ブーム」
 人間のような高度な認識や判断を下せるコンピューターシステムのこと。1956年、米国で開催した共同研究会「ダートマス会議」で初めて「人工知能(Artificial Intelligence)」という言葉が使われ、研究が活発になった。現在は50~60年代、80~90年代に続く「第3次ブーム」と呼ばれる盛り上がりを迎えている。
 AI自ら大量のデータから課題解決を学ぶディープラーニング(深層学習)などの技術革新が進む。ただ企業がAIを使う場合、導入の初期コストは大きく、技術の変化ですぐに陳腐化することも多い。このためグーグルやアマゾン・ドット・コムなど米IT(情報技術)大手が提供するサービスを通じ、機能ごとにAIを呼び出して使う方法も増えている。
 自動で文章を翻訳したり、読み込んだ画像から欠陥商品や病気を見つけたりと、活用の幅も広がっている。人手不足が続く日本だが、欧米に比べ事務処理など定型業務の機械化は遅れているといわれる。AIを活用してより付加価値の高い業務に専念できれば、生産性向上の余地は大きい。18年度の経済財政白書は、AI導入で企業の生産性が16%伸びると分析している。