日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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FFR

2018年9月22日(土) 日本経済新聞 朝刊

日米の貿易問題集中討議
 日米の閣僚級による貿易協議の略称。自由(free)、公正(fair)、相互的(reciprocal)の頭文字から取った。茂木敏充経済財政・再生相とライトハイザー米通商代表部(USTR)代表がトップを務める。安倍晋三首相とトランプ米大統領が4月の日米首脳会談の際に設置することで合意した。
 トランプ氏が対日貿易赤字の削減を強く求めていることを受け、日本側が貿易問題を集中的に討議する枠組みとして提案した。以前は麻生太郎副総理・財務相とペンス米副大統領による「日米経済対話」を実施し、マクロ経済も含めた広範な経済問題を話し合っていた。だが経済対話に関しては米側から「成果が上がっていない」との不満の声があった。FFRは経済対話に成果を報告する位置づけになっている。
 茂木氏とライトハイザー氏は8月、ワシントンでFFRの初会合を開催した。日本からは事務方として浅川雅嗣財務官や山崎和之外務審議官ら各省庁の次官級も参加した。初会合では2国間交渉を求める米国と、多国間の貿易協定を重視する日本の立場が折り合わなかった。茂木氏は「立場の相違を埋め、日米貿易を促進する方策を見いだす方向で一致した」と述べていた。