日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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キャッシュレス決済

2018年5月8日(火) 日本経済新聞 朝刊

IT進化で支払い多様に
 紙幣と硬貨を使わない決済方法のこと。(1)あらかじめ一定額をチャージ(入金)しておく「プリペイド」(前払い)(2)デビットカードやQRコードなどで預金口座から直接引き落とす「リアルタイムペイ」(即時払い)(3)クレジットカードに代表される「ポストペイ」(後払い)――の3つに大別される。スマートフォンを使った支払い方法も広がり、決済の分野では最先端のIT(情報技術)による変革が進んでいる。
 現金志向が強い日本は、キャッシュレス決済の比率が約2割と海外より低い。手数料の支払いを嫌がる店も多く、東京都内でクレジットカードを使える飲食店は3分の1程度にとどまるとの調査もある。政府はカードの利用が多い外国人旅客の利便性を損ないかねないと危機感を強め、将来的にキャッシュレス決済比率を4割まで高める目標を掲げている。
 ボストン・コンサルティング・グループの推計によると、ATMの管理や現金の輸送、人件費などで日本の金融界に年2兆円程度のコストがかかっているという。みずほフィナンシャルグループは、小売業や外食産業を含めると現金の取り扱いに約8兆円の社会的コストが生じていると試算する。