日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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元号

2018年4月29日(日) 日本経済新聞 朝刊

昭和が最長、平成は4番目
 1979年に制定した元号法で、元号について「皇位の継承があった場合に限り改める」と明記し、天皇一代に1つの元号を使う「一世一元の制」を法制化した。一世一元という形式自体は、日本では明治以降、中国ではそれ以前の明時代から導入されていた。戦前は大日本帝国憲法下の旧皇室典範に元号に関する規定があった。だが戦後、現憲法とともに制定した今の皇室典範で元号に関する規定が消えた。その後、79年の元号法制定までは、法的根拠がないまま慣例的に元号を使っていた。
 「昭和」から「平成」への改元では(1)漢字2文字(2)書きやすく読みやすい(3)過去の元号やおくり名に使われていない(4)俗用されていない――などを選考基準とした。考案を委嘱した有識者から提案された案をもとに、首相の指示で官房長官の下で複数案に絞り、最終的には衆参両院の正副議長や全閣僚などで協議して1案を選ぶ。
 天皇陛下が2019年4月30日で退位すると「平成」は30年3カ月続いたことになる。日本の元号のうち最長は約62年使われた「昭和」。次いで40年以上続いた「明治」、室町時代に30年以上続いた「応永」の順。「平成」は4番目の長さとなる。