日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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パナマ運河

2018年4月18日(水) 日本経済新聞 朝刊

拡張終え16年から供用
 大西洋と太平洋をつなぐ全長80キロメートル、最小水路幅192メートル、最深深度18メートルの運河。米国が独立直後のパナマから建設権などを取得し、1914年に完成。その後、99年にパナマに返還された。2007年に拡張工事が始まり、16年に供用を開始した。
 多くの船が通過しており、最も多いコンテナ船で全体の半分近くを占める。次いで液化石油ガス(LPG)船。液化天然ガス(LNG)船は1割に満たない。利用には通航料が必要だ。地形の関係で、一部の地点では大きな設備のなかで水位を変化させて段階的に船を持ち上げたり、下ろしたりして移動する必要がある。
 運河を通る利点は海上輸送にかかる時間と燃料を減らせることだ。国土交通省の試算ではメキシコ湾岸から東京に向かう船の場合、スエズ運河経由では42日ほどかかるが、パナマ運河だと29日で済む。米国から日本への積み荷を載せた船も多く通るため、日本政府は米国政府とともに、パナマ運河庁と運河の利用条件の改善に向けた交渉をしている。