日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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ドローン

2018年3月16日(金) 日本経済新聞 朝刊

民生利用進む小型無人機
 離れた場所から操作できる小型の無人飛行機。機体にプロペラがついており、日本では原則として人の目が届く場所の飛行しか認めていない。もともとは偵察機など軍事用として開発されたが、最近は物流分野など商業利用の検討が急ピッチで進む。全地球測位システム(GPS)に加え、映像や画像を送ることができるカメラを搭載している機体もある。
 国土交通省によると、2016年度の目的別の利用状況は、空撮が41%と最も多く、測量9%、インフラ点検・保守7%、災害対応6%、報道取材5%、農薬散布5%と続く。人の目が届かない目視外利用については、個別に申請を受け、無線操縦機の愛好者など個人が安全に飛ばせる機体などについて認可している。
 政府内では、経済産業省が機体の性能評価基準の策定を進め、日本発の国際標準化も視野に入れている。農林水産省もドローンを活用した農薬散布を効率的に進めるための指針策定に動いている。ただ国内では2015年から約2年間で105件の事故が報告されており、これから商用化を進めるうえで人や建物などへの安全確保が一段と欠かせなくなる。