日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

  • はてなブックマーク
  • Facebook
  • mixiチェック
  • Twitter
  • LinkedIn

長時間労働の是正

2018年3月9日(金) 日本経済新聞 朝刊

企業の重要な経営課題
 日本の労働者1人当たりの生産性は、2016年で経済協力開発機構(OECD)に加盟する35カ国中21位にとどまる。先進7カ国では最下位だ。中でもホワイトカラーの生産性の低さが指摘される。海外に比べ、長時間の会議や会議の資料作りなど直接は付加価値を生まない仕事が多いためだ。
 多くの雇用を抱える流通サービス業もデフレ下で価格競争が激しく、人件費を抑えるために長時間労働などで働き手の負荷が増す例が目立っていた。子育てや健康維持を両立しにくい長時間労働の是正は、業種を超え重要な経営課題になっている。
 政府は残業時間に上限を設ける法案成立をめざす。付加価値の高い成長産業の育成や人材のシフトが欠かせない。企業は短い時間でも成果を生み出せる働き方改革も必要だ。通勤時間を節約できる在宅勤務やシェアオフィスなど従来の枠にとらわれない働き方も広がってきた。