日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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基幹技術の民間開放

2018年3月2日(金) 日本経済新聞 朝刊

使い道の開拓に期待
 国が多額の費用を投じて得た研究成果を民間企業に使ってもらい実用化を促す手法。基幹技術の開発者側では思いつかない使い道の開拓や不具合の発見などが期待できる。内閣府の研究プロジェクトとしてNTTや国立情報学研究所などが開発した「量子ニューラルネットワーク型」と呼ぶ次世代計算機は、2017年11月から無償公開を始めた。
 基幹技術の民間開放の流れは、02年に本格稼働したスーパーコンピューター「地球シミュレータ」以降だ。当初は大学や公的研究機関しか使えなかったが、自動車メーカーなど民間企業も使えるよう仕組みを改めた。
 企業単独では保有できないような技術や施設を各企業が使えるようになれば、結果として日本の競争力の向上につながる。情報通信研究機構(NICT)は総務省が所管の情報通信分野を専門とする公的研究機関で、サイバーセキュリティーや人工知能(AI)による翻訳などに強みを持つ。