日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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共同運航(コードシェア)

2018年2月25日(日) 日本経済新聞 朝刊

輸送スペースを効率運用
 同一路線で複数の航空会社の便名(コード)をつけて、共同で運航すること。機材や乗務員も相互に出し合うため、負担を低減しながらネットワークを充実できる。航空会社が協力することで旅客便では搭乗率を高め、貨物便では荷物の輸送量を高められる効果がある。
 海運では数日かかる輸送時間を空輸では数時間で運べるケースが多い。このため貨物の顧客もスピードを重視する荷物は空輸を利用する。貨物便では座席を割り振る旅客移動と違い、形状・容量の違いや危険物の取り扱いなど複雑な調整が必要。自社便だけでは輸送スペースに余裕がない場合は断ることもある。共同運航のほか、提携企業が貨物輸送スペースを効率的に運用することで顧客の要望に柔軟に対応できるようになる。
 提携した企業間で運賃の調整まで踏み込むと独占禁止法に抵触する。日本貨物航空はシンガポール航空の貨物子会社とも4月から東京―シンガポール間の貨物便で共同運航を始める見通しだ。旅客便の共同運航便では、利用者が普段利用している航空会社のマイルを他社運航便でもためられる利点があり、広く普及している。