日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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相場の変動率

2018年2月7日(水) 日本経済新聞 朝刊

注文の偏りで値動き激しく
 個別企業の株価や日経平均株価のような株価指数の値動きの大きさを表す。ボラティリティーともいう。平常時は売り注文と買い注文の値段が大きく離れることは少ないが、何かのきっかけで注文がどちらかに偏ると値動きは一方的になり、変動率も大きくなる。
 代表的な指標は日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)だ。日経平均の将来の株価予想を映すオプションの価格などから算出する。市場の将来の株価見通しが現在よりも離れるとVIは上昇する。2017年は地政学リスクなどで一時的に高まることはあったがほぼ10台で推移した。世界的な好景気と低金利を背景に、米国の類似指数(VIX指数)とともに歴史的な低水準が続いた。
 最近はVIに着目した投資手法を活用するヘッジファンドが台頭している。VIが低いときは株式などリスク資産について運用資産全体に占める比率を高め、逆にVIが高まれば引き下げる。VIが大きく上昇した6日は、こうした手法を使った投資家の動きが相場に影響した、との指摘がある。