日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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仮想通貨交換業者

2018年2月3日(土) 日本経済新聞 朝刊

取引に自ら参加も
 ビットコインなど仮想通貨と円などの法定通貨を交換する事業者のこと。2017年4月に施行した改正資金決済法で金融庁への登録が必要になった。ビットフライヤーやZaif(ザイフ)を運営するテックビューロなど16社が登録済み。施行前から運営していた企業は申請をしていれば登録がなくても「みなし業者」として一定期間は運営を継続でき、コインチェックを含めて16社ある。登録には1千万円以上の資本金が必要だが、実際の資本金は銀行や証券会社よりも小さい交換業者が多い。
 仮想通貨交換業者の事業は大きく「取引所事業」と「販売所事業」に分かれる。取引所は買いたい人と売りたい人を付け合わせる仕組み。取引所だと実際に売買できるかは需給動向に左右されるため、迅速に売買したい人向けに用意されているのが販売所だ。仮想通貨を仕入れていた事業者が顧客に在庫を販売する仕組みで、価格に一定の手数料が上乗せされる。
 仮想通貨交換業者と、証券取引所の最大の違いは中立的に市場インフラ機能を果たしているかどうかだ。証券取引所は顧客同士の取引には参加しないが、仮想通貨交換業者は取引に参加して1プレーヤーになるケースがある。