日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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病児保育

2018年1月26日(金) 日本経済新聞 朝刊

15年度は延べ61万人利用
 病院や認可保育所などで病気になった子どもを一時的に預かる仕組み。国で認める制度は親が直接施設に連れて行く病児対応型、子どもが保育所にいる間に具合が悪くなったときのための体調不良児対応型、看護師が自宅を訪問する訪問型の3種類ある。利用料以外の運営費は国、都道府県、自治体が3分の1ずつ負担する。
 厚生労働省によると、2015年度は延べ61万人が病児保育制度を利用した。ただ子どもが病気になるのは季節で波がある。国の制度は枠に限りがあり、使いたいときに予約が入らない、という声も多い。17年度で2万6千人いる待機児童も大きな問題だが、仮に保育所に入れたとしても親の就労を阻む課題はある。
 日本の事情は海外より深刻とされる。欧米は育児休業制度の整備で休みを取得しやすい環境があり、ベビーシッターに気軽に子どもを預ける人も多い。日本でも民間が公共サービスの穴を埋めつつある。ベビーシッター大手ポピンズ(東京・渋谷)は病児保育サービスで多くの企業と法人契約を結び、保護者のニーズに応えている。