日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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中国のEV市場

2018年1月24日(水) 日本経済新聞 朝刊

補助金政策で拡大進む
 中国汽車工業協会によると電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)などを合わせた「新エネルギー車」の2017年の販売台数は16年比53%増の77万7000台だった。このうちトラックなどを除く乗用車のEVは82%増の46万8000台。新エネ車の販売台数はこの2年で2倍超に伸び新車市場全体の2.7%を占めるようになっている。
 普及を後押ししたのは中央政府や地方政府による手厚い補助金政策だ。交通渋滞が深刻な都市部ではナンバープレートを取得しやすい新エネ車の購入に向かう消費者も多い。19年には車メーカーに一定割合の新エネ車の製造・販売を義務付ける規制が始まる予定で、普及が加速する見通しだ。
 中国政府は20年に新エネ車の年間販売台数を200万台にする目標を掲げる。まだガソリン車との価格や性能面の開きは大きいため、中国政府は購入時の補助金政策から車メーカーや車載電池メーカーに対する研究開発支援に軸足を移している。高性能で安価な新エネ車を開発できるかどうかが今後の普及のカギを握りそうだ。