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失業率

2021.4.1(木) 掲載
 労働力人口に占める失業者の割合。失業者とは一般に、仕事を探しているにもかかわらず仕事に就くことができない人のことを指す。労働力人口の定義は国により異なる。失業率の変動は、その国の景気動向を示す重要な指標と位置づけられている。
 前回、日米欧で失業率が大きく上昇したのは2008年のリーマン・ショック後。米国は金融危機が起きた08年7~9月を起点に2年後に3.5ポイント上昇した。一方、ドイツは1年後に0.7ポイント上がったが、10年7~9月には0.6ポイント減になった。雇用維持制度が整っていたドイツと、解雇が比較的容易な米国では異なる動きを見せた。