みんなの日経読みこなし

読みこなしストーリーVol.6地方勤務だからこそ、「マクロな視点」で差がつく
読者コミュニティ参加で情報や考え方の偏りに気がついた

鉄道会社勤務/経理
Hさん
  • ・購読歴:2年
  • ・仕事内容:鉄道事業会社の経理担当(係長としてマネジメント業務に従事)

この記事のポイント

  • 地方勤務だからこそ、全国ニュースなど、より「マクロな視点」で情報を集める必要がある
  • 日経電子版のオンライン読者コミュニティを通じて、自分の仕入れる情報や考え方の「偏り」に気づくことができた
  • 仕入れる情報が偏らないよう、「アクセスランキング」で世間の関心が高い記事は押さえるようにする

昇進をきっかけに、日経電子版を使い始める

日経は、元々会社で紙の新聞を取っていたので、読んでいました。
しかし、自分のペースで読むことはできず、誰も読んでいない時にたまに読んでいた程度。それでも、仕事に関する情報をすばやく収集するのには重宝していました。

本格的に読み始めようと考えたのは、係長に昇進した時。

昇進をきっかけに、全社横断のミーティングで経理担当としての意見を求められる機会が増えていきました。
それまでは鉄道事業を中心に限られた範囲の仕事を担当していましたが、バス事業や不動産事業など、これまで携わったことのない事業に関する最新情報も仕入れる必要に迫られ、日経電子版を本格的に読み始めることにしたのです。

特に不動産事業に関する知見は全くなく、キャッチアップは大変でしたが、日々情報収集により、今ではスムーズに受け答えができています。

地方勤務だからこそ、「マクロな視点」で差がつく

「マクロな視点」での情報収集のためにも、日経電子版はとても有効です。

現在勤務している広島県の鉄道会社では、ほとんどの方が地元のニュースをしっかり押さえています。一方で、全国的なニュースはあまりカバーできていないのが現状。だからこそ日経電子版を通じて「マクロな視点」で情報収集ができる効果は大きいのです。

例えば「インボイス制度」に関する情報。経理として当然、最新情報を把握する必要がありますが、そのうえで、マネ―ジャーとして今後の展開をある程度推測しておかなければなりません。

日経電子版のコラム「底流」では、インボイス制度に関わる財務省と国税庁のこれまでの駆け引きが赤裸々に書かれており、国税庁長官の発言の真意に迫ることができます。こうした記事は、今後「規制強化に動くか?」「現状維持で進みそうか?」という大事な局面を見極めるための材料の1つになります。

記事から得られた情報をもとに、自分なりの考えを周りの人に積極的に共有し、周りの人からも意見や情報を募る。この繰り返しにより、情報の質は間違いなく上がっています。そして、上司や同僚など周りの人からも、意見を求められる機会が増え、信頼を得ることにつながっていると感じています。

オンライン読者コミュニティに参加
情報や考え方の偏りに気がついた

私は、基本的に毎朝、通勤中に日経電子版の「朝刊」を読んでいます。
日経電子版を読み始めるまでは、会社でたまに新聞を読む程度で、習慣化できるか不安でしたが、会員になりたてのころに、当時日経が運営するオンラインの読者コミュニティに参加することで、毎日読む習慣を身につけることができました。

このコミュニティでは、主に日経電子版の有料会員になったばかりの方が集まり、数週間にわたって記事の要約や感想などをアウトプットします。毎日何かしらのアウトプットをすることを目標にして読み続けることで、自然と習慣が身につきます。

また、他の方のアウトプットを読むこともでき、自分にはない視点など、新たな気づきを得ることにつながります。自分では気づきにくい「情報や考え方の偏り」にも気づく良い機会になりました。
普段仕事をしていると、似たような価値観の方と多くの時間を共にします。自分とは異なる業種・職種の方が「どんな記事に興味を持っているのか?」「どんな視点で記事を読んでいるのか?」を知る貴重な機会になり、考えの幅が自然と広がりました。

「100点を目指さなくてよい」と知り、肩の荷が下りた

読者コミュニティでは、記者の方による「日経の読み方講座」が開催されていました。
その中で「日経新聞(日経電子版)は、すべて読まなくてよい」という主旨のことを繰り返しお話しされていたのがとても印象的でした。

読み始めた頃は気合いを入れて「全部読むぞ!」と意気込んだものの、とても読み切れず、小さな挫折を味わっては、敬遠してしまう…。そんな状態を繰り返していたのですが、「すべて読まなくてよい」と知ったことで、肩の荷が下りました。

今では気になる見出しから読む記事を取捨選択しています。また、世間で関心の高いニュースを意識的に仕入れるため「アクセスランキング」の上位の記事には目を通すようにしています。ニュースの頻出用語は「きょうのことば」で理解するなど、自分なりの読み方が確立出来てからは、スムーズに毎日読み続けることができるようになりました。

イラスト/大崎メグミ

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