読みこなしストーリーVol.2その情報、知らないではすまされない!
「Myニュース」で重要ニュースを漏れなくキャッチ
神津 由衣さん
- ・購読歴:1年
- ・仕事内容:ソーシャルコミュニティプラットフォーム『Tailor Works』営業(インサイドセールス)担当
この記事のポイント
- 社内のチャットツールで日経電子版の記事を共有。情報を頻繁に共有し合い、企業や行政などの組織が持つニーズをすばやくキャッチ。
- ニーズの芽を探るために「Myニュース」機能や「人事ニュース」をフル活用。
- 「客観的な情報」に触れることで、自分なりの考えを持つことができる。
「お前は、そんなことも調べずにここに来たのか!」
前職で、畜産関係の商材を取り扱う会社で営業担当として働いていたころ。とある生産者のお客様から、こう言われたことがありました。
「お前が聞いてくることは、すべて新聞に載っている!そんなことも調べずにここに来たのか!」
それまで私は、情報収集は「足で稼ぐもの」、お客様から直接聞き出すことが最適な方法だと考えていました。ですから、地元紙を読んでいれば知っていて当然の地元ニュースやおくやみに関する情報なども知らずにお客様のもとへ伺っており、お叱りを受けてしまったのです。
若いころは「知らないので、ぜひ教えてください!」とお客様にお願いしても許されますが、社会人歴が長くなると、自分なりの情報収集ができないままでは、そもそも誰も話を聞いてくれません。そのことに気づいてから、最適な情報収集の方法について常に意識するようになりました。
社内チャットツールで
日経のニュースが頻繁に共有されている
その後、現在勤めている株式会社テイラーワークスに転職。イノベーションを生み出すために地域や業種を越えたコラボレーションを支援するビジネス向けコミュニティプラットフォーム『Tailor Works』を提供しています。私は営業担当として、企業や行政にサービスを提案しています。
こうしたサービスの必要性や具体的な用途については、まだまだ世間に浸透しきれていません。
そのため、会社では、企業や行政のニーズをいち早くキャッチするために、有益な情報をチャットツールで共有し合う文化があります。特に日経のニュースは頻繁に共有されており、常々「有益な情報が多い」と感じていました。
最適な情報収集の方法について意識していた私は、商談の準備に日経のニュースを活かすイメージが次第につくようになり、日経電子版を読み始めることにしました。
本業でも副業でも
「Myニュース」機能&「プッシュ通知」をフル活用
日経電子版では、主に「Myニュース」機能を活用しています。「Myニュース」では、検索結果や話題のトピックをフォローすると、何度も検索しなくても、自分にとって重要度の高い最新のニュースを自動で収集できます。
私は「イノベーション」や「スタートアップ」「助成金」などのキーワードをフォロー登録しています。
例えば「イノベーション」に関するニュースを追うことで、今「イノベーション」への関心が高まっている組織が抱える課題を把握できます。「助成金」などは、提案内容に適切なかたちで盛り込めるよう、漏れなく押さえておかなければなりません。
現在、本業に加え、私個人のライフワークとして酪農・畜農の支援を行っているので、他にも「和牛」「乳価」などのキーワードも登録しています。
最新情報は、プッシュ通知を使い、即座に気づけるように工夫しています。おかげで商談直前でも、大事なニュースを見逃さずにキャッチできますし、重要な情報をすぐ、同僚に共有できます。
おすすめ機能「Myニュース」
検索結果や話題のトピックをフォローする「Myニュース」を使えば、何度も検索しなくても最新のニュースを自動で収集できます。
「人事ニュース」で、突然の方針変更に備える
「Myニュース」機能と合わせて活用しているのが「人事ニュース」です。
毎日、朝・夕方の2回は目を通し、お問い合わせいただいた企業や現在商談中の企業の担当人事を把握します。
担当の変更により、部署の方針が大きく変更することはよくあります。商談中の案件であっても、担当の変更により、最悪の場合、サービスの導入が見送られてしまうことも。そうならないために、人事ニュースを定期的に確認し、情報は皆に共有するようにしています。
ニーズの芽をつかむためにも「人事ニュース」は活用できます。
例えば、「イノベーション推進室」といった組織が新設されるなど、イノベーションへの取り組みのギアを一段上げようとしている組織の動きを、いち早くキャッチでき、有効なアプローチにつながっています。
「客観的な情報」があるから、自分なりの考えを持つことができる
様々な情報があふれる現代だからこそ、情報源は厳選する必要があります。
例えば、世の中には、一個人の経験に基づく「意見」があふれています。こうした意見は、当事者の立場から発信された貴重な情報であり、私自身もSNSなどを通じて「1つの意見」として参考にすることも多いです。
しかし、こうした「意見」だけに触れ続けると、自分の考えが、その「意見」に引っ張られるようになります。客観的な情報があるからこそ、一個人の「意見」に引っ張られることなく、自分なりの考えを深めることができるのではないでしょうか。
私は、日経のニュースを読みはじめたことで、客観的な情報に触れ、何かアクションを起こす前に、しっかりと「自分なりの仮説」をまとめられるようになったと思います。
イラスト/大崎メグミ
日経電子版
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