| 増田 貴司さん [東レ経営研究所チーフエコノミスト] |
| [4] スクラップ帳を2つ作る |
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| [2007.10.23掲載] |
私は日経でこれはと思う記事を目にすると切り抜いてスクラップしています。今回はこのスクラップをどんな風に活用しているか話しましょう。
スクラップ帳は2種類作っています。1つは景気のトレンドウオッチに役立つ内容を集めたもの。景気の潮目が変わったときなどに掲載される分析記事や解説記事がそうした例です。もう1つは話のネタになりそうなものを集めます。経済・社会中心ですが、ジャンルを問わず面白いと感じた記事を切り抜いています。
スクラップ帳をながめているといろいろなものが見えてきます。過去2、3カ月の記事だと、それまで点だったニュースが線につながって理解が深まります。半年から1年だと、その年を象徴するキーワードが浮かんできます。さらにさかのぼると、人間が織りなす経済のクセのようなものが分かり、経済予測の参考になります。歴史に学ぶわけです。
インターネットで情報検索が容易にできる時代です。スクラップなどいまさらと思っている方も多いでしょう。しかしネット検索ではキーワードに直結する情報しか得られません。おもしろネタのスクラップ帳からは思いもよらぬアイデアがひらめく可能性もあります。スクラップ帳の効能を見直してみませんか。(談)
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