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私の日経の読み方
川村 雄介さん [長崎大学大学院教授]
[2]現場の本音がわかる『教育』面
[2008.1.15掲載]
  朝刊は1面から順に見ていきます。熱心に読むのが1面と『金 融』面、そして『スポーツ』面です。

  日経の『スポーツ』面はいいですね。ページ数は多くはないです が、プロ野球やゴルフの記事など、内容が凝縮されて情報量はかえ って多いような気がします。連載コラムも秀逸です。なかでも豊田 泰光さんの「チェンジアップ」は楽しく読んでいます。

  文化』面の「私の履歴書」は、気が付くと引き込まれて読んで いることがあります。この数年では山口淑子さん、水木しげるさん、 遠藤実さんがそうでした。戦争に翻弄(ほんろう)された山口さん と水木さん。世に出るまで辛酸をなめた遠藤さん。波乱に満ちた人 生の歩みに鮮烈な印象を受けました。  

  月曜日掲載の『教育』面にも注目しています。大学の再編や独立 法人化、少子高齢化と高等教育とのかかわり等々、的確に報じてい ます。昨年12月3日付のコラム「まなび再考」で、お茶の水女子 大学の耳塚寛明教授が、親の富と願望が子どもの将来を左右する社 会(ペアレントクラシー)へと我が国は変質しつつあると指摘しま した。教育現場にいる一人として大いに共感できる内容でした。日 経には経済関係以外にもこんな際立った記事がありますね。(談)

 



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