企業のコストは売上高に連動して増減する原材料費などの「変動費」と、売上高にかかわらず一定の、人件費や減価償却費など「固定費」に分けられるが、売上高が固定費と変動費の合計と一致する水準を「損益分岐点」と呼ぶ。売上高がこれを超えると、企業は利益を出せる。
損益が悪化すると、企業は固定費の削減に乗り出すことが多い。短期間で確実に効果が見込めるためで、今回の収益の落ち込みに対応した人件費カットや設備投資の抑制、研究開発の絞り込みなどは固定費の削減だ。変動費を下げるには製品設計の見直しや、高付加価値品の開発などが必要で、時間がかかる。 |
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