東南アジア諸国連合(ASEAN)は域内でモノやサービスに加え、ヒトやカネの移動を完全に自由化するASEAN経済共同体(AEC)構想を進めている。2003年に創設で合意し、広域の単一市場誕生への期待から同地域への直接投資は近年順調に増加した。当初は15年までに域内関税を撤廃、20年までの完全自由化を目指していた。
しかし急成長を続ける中国やインドに対して競争力が低下するとの危機感から早期実現を求める声が強まり、06年8月に開いた経済相会議で5年前倒しが事実上決まった。ASEANはAECと「安全保障共同体」「社会・文化共同体」の三本柱でASEAN共同体の構築を目指す。 |
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