日経読みこなし黄金のルール

Rule1 全部読もうとしてはいけない!

日経を読み始めの日経ビギナーは、毎日隅から隅まで読もうとがんばります。
そして読み終わらない新聞を積み重ねて、「も〜、読みきれない!ゴミが溜まる!」と挫折しがち。
日経の朝刊は約25万字。400ページの文庫本1冊の文字量。
これだけの情報に毎日全部目を通すなんて、忙しいNikkeyにそんな余裕はありませんよね。
日経は「読む人それぞれが自分に必要なところを必要なだけ読んで役立てる」新聞なのです。
全部読もうとしない。がんばりすぎない。」これが読みこなしの第一歩です。

Rule2 逆三角形のルールで、必要なところをピンポイントでキャッチ!

では、必要なところを必要なだけ読みこなすには、どうしたらいいのでしょうか?
そんな時役立つのが「逆三角形のルール」。これぞ究極の読みこなし術。
「逆三角形のルール」とは、新聞の記事構成を意味しています。
新聞記事は、通常こういう構成になっています。 ※右図参照

一番最初に「見出し」。次に続く記事の要旨をまとめた数行の文章、これを「リード」(前文)といいます。そして「本文」が続いていきます。
図を見ると、「見出しとリードだけで三角形の面積の大半を占めて」います。
つまり、その記事が読者に本当に伝えなければいけない大事なことは、見出しとリードの中にすべて書かれているんです。
もちろん本文も読んで欲しいのですが、記事本文は最後に行けば行くほど「補足説明」になっています。 つまり、新聞記事では結論がまっさきに書かれているのです。

その理由は、新聞記者は記事を書くときに、読者ができるだけ早く、いわゆる5W1H(いつ・どこで・だれが・なにを・なぜ・どのように)にたどり着けるように書け、と徹底的に訓練されているからです。

興味のある記事や、自分の仕事に深く関わりのある記事は最後まで読みましょう!
それ以外の記事は見出し→リードと読んでいって「ここまでで十分」と思った時点で、次の記事へどんどん移ってください。

ちなみに、見出しのあとリード部分がなくてすぐ本文が始まっているような小さい記事では、本文の最初の一段落がリードの役割を果たしています。覚えておいてくださいね。

※ただし、1面左上特集記事のようないわゆる「囲み記事」を読む際には「逆三角形のルール」は適用できませんのでご注意を。

Rule3 記事を先読みしよう。想像力が大切!

黄金のルール、最後は「想像力を働かせて、記事の先読みをしよう」です。

「記事の先読み」とはどういう意味でしょう?それは、毎日記事を読む際に、自分の中で経済ドラマを組み立てて、次の展開を予想していくことです。

日経は世の中で起きている事柄を「経済」というフィルターを通して提供しています。

例えば、異常気象や天災といった自然災害でも、それが経済にどのような影響を与えるかを、メインに伝えるのです。

「風が吹けば桶屋が儲かる」的に、目に留まった記事がどのような展開をみせるか想像力を発揮してください。経済ドラマの主人公はあなた。自分の生活にどう関わってくるか?まで考えてみましょう。がぜん日経が身近で読みやすくなります。

というわけで日経読みこなし黄金のルールでした。
是非、実践してみてくださいね!