日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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中国の人件費上昇

2017年8月24日(木) 日本経済新聞 朝刊

人材確保へ最低賃金上げ
 廉価な労働力をふんだんに供給できることからかつて「世界の工場」と呼ばれた中国だが、経済成長に伴う物価上昇などを映し、賃金も大きく上がっている。日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、中国主要都市で働く一般工の月額給与は5年間で2~3割上昇した。
 各省や自治区、直轄市などは地域の経済情勢などを踏まえて最低賃金を引き上げていることも影響している。上海市は4月、広東省深圳市は6月にそれぞれ約5%引き上げた。優秀な人材の確保を優先して最低賃金を引き上げる動きもある。
 中国の月給をドル換算した絶対額でみれば2000ドル超の日本よりも低い。ただ生産性も加味した単位労働コストで比べると日中のコストは逆転しているとみられる。SMBC日興証券の試算だと、中国の単位労働コストは日本より3割高い。