日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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IoT

2017年8月23日(水) 日本経済新聞 朝刊

ネット接続機器、173億個に
 あらゆるモノがネットにつながった状態。通信技術やセンサー技術の進化に伴い、従来のパソコンやスマートフォン(スマホ)に加え、家電や自動車、ビル、工場などがネットにつながり、様々な情報をやり取りするようになる。英調査会社IHSマークイットによるとネットにつながる機器は爆発的に増加しており、2016年には173億個に達した。今後も成長が続き、20年には約300億個に増える見通しだ。
 あらゆるモノがネットにつながることで、これまで収集手段がなかった様々なデータを活用できるようになる。例えば物流トラックの移動状況のデータを収集・分析することで、より効率的な物流網の構築が可能になる。このようなデータの利活用によって可能になる産業構造の変化は「第4次産業革命」ともいわれる。
 あらゆるモノがネットにつながるには、低コストで利用可能な通信技術が必須となる。携帯大手が現在提供するLTEの規格は高速で大容量の通信に適しているが、通信料金が高いため、膨大な数のセンサーから小さいデータを収集する用途には向かない。携帯大手がこのほど始めるIoT向け低速通信は、こうしたニーズに適した仕組みとなる。