日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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2プラス2

2017年8月14日(月) 日本経済新聞 朝刊

最高レベルで安保議論
 日米安全保障体制を議論する両国政府の会議体のなかで最高レベルに位置付けられる枠組みのこと。正式名称は日米安全保障協議委員会(SCC)。日本は外相、防衛相、米国は国務長官、国防長官が出席する。米側は1990年まで両長官ではなく駐日大使と太平洋軍司令官が参加していた。日米安保条約第4条を根拠に、60年に首相と国務長官が交わした往復書簡が始まりだ。
 2プラス2の下には日米安全保障高級事務レベル協議(SSC)、防衛協力小委員会(SDC)などがある。2プラス2の前回開催は2015年。日米の防衛協力の指針を改定し、日米がアジア太平洋を越えた地域でも連携することを確認した。平時から有事まで切れ目なく対処する方針でも一致し、その後、日本では安全保障関連法が成立した。
 日本は米国のほかに、オーストラリア、ロシア、フランス、英国、インドネシアと2プラス2の枠組みがある。ロシアとは今年3月に、豪州とは4月に日本でそれぞれ開いた。各国との2プラス2は首脳同士が確認した安全保障の原則を具体化する役割がある。